2014年3月17日月曜日

アナザースカイ

みなさんは、アナザースカイっていうテレビ番組を知っていますか?

この番組は毎回いろいろなゲストの第2の故郷について放送されている番組で、
僕はこれが大学生の時から好きだったので、最近また見始めるようになりました。


見始めて考えてみたことは、やっぱり自分のアナザースカイについて。

どこかあるかな〜っと考えて、やっぱり思い付くのはオーストラリア!

というわけで、今回はスウェーデンライフではなく、
僕のアナザースカイ、オーストラリアにあるcoolum beachについて書いてみようと思います。











始まりは2007年7月。

20歳になった最初の挑戦として、オーストラリアへ行きました。

もともとは大学1年生の時に大学で行われた国際交流パーティがきっかけで海外にも
興味を持ち、

それまでは海外に行くなんて考えたことも、英語が好きだなんてこともありませんでした。

ただ、高校生の時に思い描いていた「カンボジアでの日本語教師」になる夢。

その一歩として偶然街で目にしたポスターに書かれていた
「日本語教師アシスタントのボランティア」
それがオーストラリアだったんです。

オーストラリアに行く前には、少し英語も勉強して行きました。

僕は大学でも英語のクラスは一番下のクラスだったし(恥ずかしい)、
本っ当に英語に興味なかったんだけど、

大学2年の春、日本語学科の日本語教師専攻コースにいた僕たちには、
会話パートナーのボランティアプログラムが始まり、
アメリカからの留学生の日本語のお手伝いのようなこと。
をするようになりました。

その時からかな、英語に少し興味を持ち始めたのは。

それでも特に強く勉強しなきゃなんて思ったこともなく、
日本語を教えるのには日本語を話すのが一番!なんていう先生の言葉を信じ、
そのまま大学2年の夏、オーストラリアへ飛びました。




空から見るオーストラリアは、今でも忘れられない大きな大地
見るからに自然が沢山ありそうな国でした。

その時が初めてオーストラリアの壮大な大地、
またその上にちらほらと浮かぶ雲を、写真に収めました。

それから、飛行機から見渡す空の景色が大好きになりました。

オーストラリアと言えば、
やっぱりカンガルーがたくさんいるのかな?なんてことも考えていました。

行く前にもオーストラリアについて調べて行ったものの、
僕のボランティアは3週間ととても短い時間でしたので、特に旅行とかも考えず、
オーストラリアにいる時間をとにかく有意義に過ごせたらなという気持ちでいっぱいでした。

空港に到着し、現地のオーストラリア人職員と挨拶を交わしました。

「ハイ!マイネーム イズ レネ! ハウ アー ユー!? 
ナイス トゥ ミートゥ ユー!」

なんていう中学生でならったようなお決まりの英語文句を使い、
その後の会話はなにも分からない。

現地の職員さんも、この子、本当に大丈夫?みないな顔してたのを覚えています。

車で約1時間半いったとことに、
僕が3週間お世話になる街がありました。

その街の名前は「Coolum Beach」

オーストラリアのイーストコースト、クイーンズランド州にある街。

海がとても素敵で人もみんな穏やかな街でした。




街を少し眺め、その後、海から車で3分位のところに3週間お世話になるホストファミリーの家は
ありました。

家にインターホンを鳴らすと、直ぐに男の人が出て来ました。

見た目ちょっと怖い、、、スキンヘッドのまさに寝起き?のような。。。


それが僕のホストブラザー「ジャスティン」との出会いでした。


僕はこんな怖い人と過ごすのかって心の中で思い、しかも英語を話すっていう緊張から、
なにも話せずただただうなずくだけ。

それじゃだめだ、外国では、YES or NO はっきり言わなきゃいけないと教わった。

でなければ、自分の気持ちがはっきり伝わらないし、相手も困ると。

あーなんだかそれだけで、気疲れ。

人一倍優柔不断な自分には最も辛い状況が始まるかも、なんて考えつつ

とりあえず時差もあり疲れていたので、少し寝てこいと言われ、
何時になったらどこどこにいくとも言われました。

自分の部屋について、やっと気が楽になり、そのまま眠りに入りました。

そして起きた時には既に予定の時間より1時間も寝過ごしている!

あ、やばい。。。なんて思い部屋をでると、ジャスティンは

「今から出かけるぞ!」っと。

いったいなにがなんなのかわからず、すぐに支度をしてついていき、

車に乗車。

音楽をがんがんに鳴らし、今までに聞いた事のない音楽。

「ヘビーメタル」

あ、全然僕が聞いてるような曲と違う。。。。

その頃の僕はGreeeenの愛唄にすごくはまっていて、そんな素晴らしい歌詞をも
壊してしまうような音楽を聴きながら

「これが外国というものか」

と納得する努力をしていました。

いろいろと会話をする努力をしたものの、なんだか話は進まず。。。

それでもジャスティンはがんがんにかけた音楽とノリノリで頭がんがんに振っていました。

運転は大丈夫なんだろうか。。。なんて考えながらも、

この大きな道路はどこまで続いているんだろう。

広い青そらと、輝く海、スケートボードを遊ぶ子供達や、アイスを食べながらサングラスをかけている小さな子供。

なんてファンキーなんだろうと思い、そこでもやっぱり、

「あ、これがオーストラリアなんだな」って思いました。




もちろん、その時の僕の会話力といえば

「アイ アム ハングリー」

が言えたくらい。















それから30分くらいしたところに目的地はありました。

そう、サッカーの試合会場です!

その時は分からなかったけど、ジャスティンは実はサッカーチームのコーチだったんです。

こんな怖いコーチがいていいのかって思ったけど。。。

その日は夜までそこに居ました。

僕はもともとサッカーについて詳しくないけど、みんなの盛り上がりを観てるのが
すごく楽しかった。

惜しくも試合は負けちゃったけど、日本でサッカー見に行ったことなかったし、
自分的にはとても面白かったんです!

みんなの応援してる姿とか、盛り上がり具合とか。

初日からジャスティンのサッカーのチームメイトにもあったりして


なんて考えているともう夜中の12時。

もう帰るかなって期待していました。

僕はこの国に来て初日だし、体力がもたない、なんて考えて

何よりも眠い。


やっとのことでみんなが車に乗り帰る!と思ったところで
マックに寄り始めました。

オーストラリア初日の僕の晩ご飯はマクドナルドでした。

ホストファミリーって当たり外れあるってきいてたけど、
まさか。。。。って頭になにかが過りました。

どこかへ行く途中。

真っ暗な道路を走っている時、

ジャスティンとチームメンバーを乗せた車の中で僕は叫んでいました。

決して好きで叫んでいた訳ではありません。

ジャスティンに言えと言われたのです。

良く言う悪い英語を、みんなが次々に叫び始め、

僕はこの人たち大丈夫?!なんて思っていると、

ジャスティンは

「レネも叫ぶか?よし、叫べ」と。

嫌だっていったけど、そこは断られました。

もう叫ぶしかない!と思い、自分でも何て言ってるのかわからない英語を叫び始めました!

そしたらみんなももっとテンションがあがって。。。

ちょっと楽しいかも!なんて思い始めた。。。

思いっきり空に向かって声を張り上げるのって、なんだかスカッとする。

その傍ら、なんだか僕たちは柄の悪い少年か。なんてことも考えていたけど。。。







そしてその後はまた知らない人の家。

なにをするかと思えば、今日の試合の打ち上げ?!

僕にはそんな元気もなく、みんなに挨拶して直ぐにソファーで眠りについてしまいました。。。

















気がつけば自分のベッドで目を覚ましました。

朝起きると、ホストファミリーのお母さんとジャスティンの彼女と猫一匹。

みなさんと2日目にしてやっとちゃんと自己紹介ができました。

お母さんシェリルはとっても気さくで優しいお母さん。

ジャスティンに悪い事をしないようにいつも言っているようでした。

ジャスティンの彼女カイトは僕と同じ年で、とってもしっかりしていて、
気の強そうな女の子。でも、めっちゃ優しい!



そんなこんなで、このそうそうたる家族との3週間が始まりました!

次の週からはようやく小学校での日本語クラスのボランティアも始まりました。

最初に予想外だったのは、僕の担任の先生がオーストラリア人だったこと。

勝手なイメージから、日本人の先生につくんだろうなぁって思っていたから。


そして、日本語を教えるには日本語が必要といっても、
それ以外での場面では英語が必要だということ。

今思えば、そりゃそうだって感じです。
あの時は本当になにも考えず思い付いたら行動って感じだった。。。


それでも、3週間のボランティアはとても楽しく過ごす事が出来ました。

日本語のクラスでは、クラスのみんなと踊りを踊りながら日本語を勉強したり、
日本語での会話練習をしたり、

なにより子供達が日本語を勉強している姿を見るのがとても楽しかったです。

お昼は最初はなんだか僕も恥ずかしかったんだけど、生徒からご飯に誘ってくれるように
なったり、

その後はバスケをしたり、フットボールをしたり、

時には生徒の英語が分からなくてなんだか申し訳なくなったり

そういういろいろなことがあって、英語の勉強への意欲がでてきたのかなって。



子供の笑顔って本当に元気がでるし、自分もなにかしてあげたいって思うようになる。



最後の日は、本当に寂しかったなって今でも覚えています。


           この二人はすごーくなついてくれた生徒達


          日本語クラスのみんなとのフットボールの試合


バスの運転手さん
             
          最後の日に生徒に不意打ちで取られた僕

           そして、生徒たちからもらったプレゼント




この時からでした。

こんな自分でも人の役に立つことができるのかなって思えたのは。

それまでこんな風にしてお礼されたこともなかったし、自分自身でさえも

誰かの為にがんばろうんなんて、あんまり思って生活してこなかったら、

この時からすごく自分に変化がでたような気がしました。



また、僕のホストファミリーのみんなには、すっごく迷惑もかけたけど、

毎晩ジャスティのよりたくさんご飯を作ってくれて、そのあと、
カプチーノとアイス盛り合わせを毎晩部屋までもってきてくれたシェリル

僕は全然英語話せなかったのに、いつも最後まで聞いてくれて

初めて会ったこんな日本人をずーっと気にかけてくれてた。

プレゼントとして渡した日本のおせんべいを僕のランチに僕の為に
お弁当袋に入れてくれたのは、何かの勘違いだったのかなって今でもおもってるけど。。。



そしてジャスティンとは、ほぼ毎日ボディボードをしに1日2回は海へ。

ジャスティンのうまさには比にならないけど、すっげー特訓してくれた。

そして毎晩サッカーチームの練習につれてかれて(僕は本当にサッカーできないんだけど)、

雨の日はサッカーコートを掃除したり、

メタルミュージックのライブに連れてってくれたり、
(僕本当にメタルの良さとかわからないんだけど)

一緒にウィニング11のゲームしたり、カイトと三人で映画に行ったり。



初めての海外でホームシックになった時も何気なく心配とかしてくれて、

この家族は本当に僕の第2の家族だなって思えました。

左から
ジャスティン
知らない人
シェリル
カイト
 大好きなシェリルとジャスティン
最後の日の夜、ジャスティンのチームのユニフォームをもらった!
 チームで一番仲良しだったルイス















最後の日の朝は一人で朝日を見に行きました。


その時は、前日にみんなでやったBBQを思い出しました。

その時にやっと少し英語が分かるようになったって、
自分でも実感したのに、今日帰るのかと少し悲しい気持ちでした。

でもその気持ちがあったからこそ、その次の年、
丁度1年後の2008年夏、僕はワーキングホリデーで
再度オーストラリアを訪れる決意をしました。

この大きな大きなオーストラリアのまだまだ見ていない部分を見に。
そしてたった短期間だったけどお世話になった家族や先生生徒に、
恩返しの英語の勉強の為に

この日に見た朝日は、今でも忘れられないし、この朝日を見にまたいつか
この Coolun Beach に帰りたいと思っています。











家に帰ったら、家族が朝早くから起きて待ってくれていました。

自分の、まとめておいた荷物を持ち、外で現地職員のオーストラリア人を待ち、

その待っている間に、必ず最後に渡そうと思っていた日本から持ってきていた色紙に

みんなで撮った写真を真ん中に貼り、その横に僕のつたない英語で書いたメッセージと共に渡しました。

シェリルも、ジャスティンもカイトも、いっつも笑顔でなんだか本当の家族のように僕を受け入れてくれたので、

正直今から日本に帰るだなんて

みんなと離れるだなんてあんまり考えることができなかった。


職員の車が到着し、車に乗って外を眺めたとき、

シェリルの泣いている姿を目にしました。


僕も寂しかったけどシェリルも寂しいのかなって、ジャスティンもいつもあんなにふざけていたのに、そのときはとっても真面目な顔をしていたような気がしました。



車が動き出して、みんなに手をふって、みんなの姿が見えなりました。






その途端、涙が流れ始めました。



職員が目の前で運転していたので、声を殺し、少しだけ泣きました。









そして、帰りの飛行機の中、やっぱりまだ少し悲しくて、いろんなことが頭の中でよみがえってきた。


この3週間のこと。


でも、そのときにはもう、1年後の計画をしていた僕には、

あとは前進あるのみ!

その時から、いろいろなことに対して前を、常に前を向くようになったような気がします。
















今週から英語のコースが始まります!

このときと同じように、目標を高く上げて日々勉強していけたらと思っています!










ちょっとこれ言うの恥ずかしいけど言いたかったので、

これが僕の最初のアナザースカイです!

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